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薪ストーブとエコロジー

薪ストーブとエコロジー_e0120059_17554218.jpgエコロジーな暮らしを考えると
暖房の壁に当たります。

我慢強い方は良いのでしょうか
私のような軟弱、虚弱体質の人間には
温暖な知多半島と言えども
冬の寒さに無暖房では耐えれません。

基礎断熱、二重断熱を施した
K’z Homeの家でさえ
冬の最寒気には室温が
15度程度まで下がります。

私の快適温度20度にはどうしても
暖房器具が必要です。



増築部分は全館空調の<ライフブレス>を導入して
改装した既存部分(34坪)は顕熱交換換気システム(HRV)を利用した
薪ストーブの暖房を考えました。

薪ストーブは、木を燃やすから環境に良くない、とか
エコではないなどと誤解されがちですが、
実はとても自然にかなった暖房器具です。

ご存じのように、木は空気中の二酸化炭素を分解して酸素を放出し
体内に炭素を貯め込みます。

しかし、やがて木が生涯を終えると、その炭素を空気中に放出するのです。

それが化石化したのが、石炭であり石油なのですが
化石化するためには億年単位の年月が必要なため還元、循環させることができません。

現代に生存する木から得られる炭素は、現代の木が受け止めることができます。

電気は、一見エコのような気がしますが、その発電の仕方が問題なのです。

化石燃料は愚の骨頂、原子力も自分の隣に作って欲しくないもので生活するのは如何なものか。

そうなると、太陽光発電や風力発電の自然エネルギー利用発電か。

でも本来エアコンを使った暖房が嫌いであり
最も必要な夜、発電出来ない太陽光や
風が無ければ発電できない風力発電は一般家庭に向かないのでは?

そこまで考えると、原始の時代から人間を暖めてくれた火を見直してみたくなりました。

by kzhome | 2010-01-15 18:00 | 社長の日記  

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