地盤改良コンサルタント

先日、Aさんが「2年前に家を建てたけど、地盤改良に300万円ほど掛かった。
41坪の2階建て軽量鉄骨ですけど、そんなもんですか?」と問いかけてきた。
 予てから、「ハウスメーカーの地盤改良費用は高い」と聞いていたが、本当のようだ。
 土地の以前は<水田>だったのだが、建坪(1階の床面積)が25坪程度とすると、
鉄柱杭が30本程度、ハウスメーカーの説明では13mまで地盤不良だったそうだが、
木造で考えると、仮に13mも不良だったとしても、改良杭を支持基盤まで届かせる必要はありません。
何故なら、直径50センチのコンクリート杭や砕石杭の支持強度は、表面積の摩擦係数で計算されるため、3m以上は殆ど必要のない長さになるのです。
勿論、水の中や砂の中のような、殆ど摩擦が期待できない地盤であれば別ですが、一般的な水田などは、2~3m下の土は粘土質や比較的水捌けの悪い地質です。
(そうでなければ、水田になりません)
 
地盤調査や地盤改良は契約後になる場合が殆ど(土地が自己所有なら)ですから、その結果から逃げることが出来ません。
基礎やその下の地盤に関しては、素人では判断できません。
「このままでは危険で、地盤改良が必要です」と言われたら従うしかなないのです。
最初に挙げたAさんの例は、軽量鉄骨住宅の問題もありますが、明らかに「オーバー
スペック」(過剰仕様)か、異常価格(適正価格100万円程度)です。

地盤改良は独立した工事で、その上の基礎工事とは分離して考えることが出来ます。
Aさんのような事例は後を絶たないのではないでしょうか?

地盤調査と地盤改良は契約前に確認することをお勧めします。
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by kzhome | 2013-10-03 10:59  

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